Takuブログ - 金融リテラシー高めの人

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アメリカ株式市場の歩き方 全11セクター紹介&FAANGMの影響力

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アメリカ株を初めて十数年。

あの頃はお金なかったのに投資してたなー。

学生だったけど、投資を初めてなんか大人になった気がしてた。

 

こんにちはTakuです。

初心者に金融リテラシー高めの私が、投資知識を植え付ける試み第3回目。

日本株よりもアメリカ株に投資すべき理由は前回説明しました。

 

www.nomadismblog.com

 

今回はアメリカ株式市場に初めて触れるあなたにその全容をお伝えします。

アメリカの2つの証券取引所

アメリカには主要な取引所として以下の証券取引所が存在する。

  • ニューヨーク証券取引所
  • ナスダック証券取引所

歴史などは知る必要はないと思うが、規模的にニューヨーク証券取引所が世界1位、ナスダックが世界2位となっており、めっちゃ人気とぐらい覚えておこう。

どちらもニューヨークの現地時間で9:30から16:00まで開いているので、日本からだと深夜近くの時間帯に取引が始まる感じだ。

ニューヨーク証券取引所は幅広い分野の企業が株式を上場、ナスダックは新興企業の株を主に取り扱っている。

代表的な企業で言うと…

 

ニューヨーク証券取引所

コカ・コーラ、ジョンソン・アンド・ジョンソン、ビザ等々

 

ナスダック

グーグル、アップル、マイクロソフト、ネットフリックス等々

 

イメージ的に言うと、ナスダックがイケイケで、ニューヨーク証券取引所はオールドファッションな感じ。

アメリカ株11セクターの特徴

証券取引所に上場している株は11のセクター(分野)に分類されている。

これらのセクターにはそれぞれ違う特徴がある。

覚える必要はないが、イメージを掴むとわかりやすい。

  1. 生活必需品
    食品やタバコ、スーパーマーケット、日用品メーカーなどのセクターでディフェンシブで安定しており、高い配当金を付与する株も多い。コカ・コーラやペプシ、P&Gなどの代表企業が分類される。

  2. エネルギー
    石油、ガス、石炭、燃料、エネルギー機器や関連サービスを提供する企業群。原油価格との相関性が強く、景気動向にも敏感でコロナショックの際には大打撃を受けた。しかしながらその他セクターとは異なる動きをする場合も多いのと同時に、高配当が狙える企業もある。かつて石油会社が時価総額世界1位だった時代もある。石油メジャーと呼ばれるエクソンモービルとシェブロンなどがメインプレーヤー。

  3. 素材
    化学、建築資材、包装、金属、製紙会社などのセクター。サプライチェーンの最初に位置する企業が多く、基本的にB2Bの業界なので景気の影響が大きい。一般消費者の目に触れにくいが、The Sherwin-Willams CompanyやEcolabなどが代表。

  4. 資本財
    防衛、機械、航空宇宙、航空、建築、製造会社のセクター。政府との関係が深いセクターでもあり、安定したキャッシュフローを生み出す企業が多い。配当金にも期待できる。ボーングやUPS、デルタ航空、キャタピラなどの大型企業が存在。

  5. 一般消費財
    小売やアパレル、飲食、自動車、ホテル、メディア、旅行、家庭用品などを扱う企業のセクターで、一番馴染みがあると言えるだろう。コロナショックではロックダウンなどで消費が低迷し、オンラインに移行するなどの動きを見せている。アマゾンやスターバックス、マクドナルド、フォードなどが代表企業。

  6. ヘルスケア
    医薬品やヘルスケア機器、ヘルスケアサービスを提供する企業郡。今後、平均寿命が伸びていくにつれ、成長すると思われるセクター。新薬開発などは巨額の投資が必要となるため、キャッシュフローや収益が不安定な企業も多いが、大化けする可能性も秘めている。ファイザーやジョンソン・アンド・ジョンソンなどが有名。

  7. 金融
    銀行、保険、不動産で構成されるセクター。金利の影響を受けやすく、金利が上がれば株価が上がる場合が多い。2008年のリーマンショックでは大打撃を受けた。仮想通貨やブロックチェーンを含むフィンテックによるイノベーションが加速しており、変革の時期を迎えている。JPモルガンやバンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス、ウェルズファーゴなどの巨大企業が分類される。

  8. 情報技術
    インターネット、ソフトウェア、半導体、電子機器、データ処理、通信機器、ITサービスを含む。近代アメリカの成長を牽引してきた原動力とも言えるセクター。高い成長率を維持しており、伸び代も大きい。マイクロソフトやアップル、セールスフォースなどが分類される。

  9. 通信サービス
    キャリア、SNS、インターネットサービスのセクター。5Gの到来などで大きく成長する可能性を秘めており、情報技術に次いで期待されている。グーグルの親会社であるアルファベットやフェイスブック、ベライズン、ネットフリックスなどが有名。

  10. 公共事業
    電気、ガス、水道などのライフラインを提供する企業のセクター。生活に必要なものが商品なのでディフェンシブで安定的な企業が多い。高配当狙いでは人気のセクター。デュークエナジーやネクステらなどの企業が代表的。

  11. 不動産
    アパートやショッピングモール、オフィスなどの不動産を管理する会社などのセクター。利益のほとんどを配当金で付与する。

セクター別成長率

2010年から2019年の成長率はこちら。

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情報技術が平均年18%も伸びてる。

そして一般消費財も強い、アメリカは消費の国ということなのだろう。

意外にも通信サービスが低い。

でも、エネルギー以外、どのセクターに投資してもここ10年ぐらいは年10%以上の利益をあげられる。

アメリカ株強し…

FAANGMsの影響

FAANGMsとは、Facebook、Apple、Amazon、Netflix、Google、Microsoftの略称。

実はアメリカ株が伸びている背景には、これらの大手ハイテク企業の活躍がある。

出典:FAANGM as the nifty-fifty of the 2020’s | Financial Narratives

FAANGM as the nifty-fifty of the 2020’s | Financial Narratives | by Sébastien Derivaux | Financial Narratives | Medium


実はFAANGM抜きでは米国株式市場の成長は明らかに見劣りする。

2012年末から2020年5月までのパフォーマンスだと普通のS&P500とFAANGM抜きのS&P500では1.5倍ほどの差がある。

ちなみにFAANGMとS&P500の差は4倍ほど。

 

だからこれらの銘柄に投資しろとは言わないが、アメリカ株式市場におけるFAANGMの影響力が大きいということは覚えていて欲しい。